蘇州・周荘
上海3日目は、庭園と運河が残る世界遺産の町「蘇州」と、江南水郷の代表地「周荘」まで足を伸ばしました。(2009年7月23日)
7時過ぎにホテルを出発し、2時間ほどで蘇州に到着。「東洋のベニス」と呼ばれる蘇州で最初に向かったのは、世界遺産の拙政園(セッセイエン)です。
蘇州四大名園のうち最大の庭園ということもあって、まだ9時だというのに、既に外国人観光客でいっぱい
園内も、欧米人の団体ツアー客で溢れています。英語とスペイン語が飛び交っていました。
蓮華が綺麗に咲いていました。
水をテーマに造られたお庭だけあって、水を中心に建つ楼閣との調和が見事でした。
次に訪れたのは、東洋の斜塔がある、虎丘(コキュウ)です。
中国のピサの斜塔、雲厳寺塔です。写真ではわかりにくいかもしれませんが、地盤沈下により右に3.5度傾いています。
次は、刺繍研究所へ。蘇州の名産である刺繍作りの見学です。
色のグラデーションを出すために頻繁に糸を変えます。物凄く細かい作業の為、1日に2センチ四方しか縫えないそうです。
写真はNGだったのですが、両面刺繍の工芸品が素晴らしかったです。刺繍の表と裏で色の違う猫のお値段を尋ねたところ、10万元(=140万円)とのこと。あまりに綺麗だったので、ずっと見ていたら、どんどん値段が下がっていき、「3万元ならどうですか?」と ・・・もちろん買いませんでしたけど。
お昼は、刺繍研究所内にある蘇州料理のレストランで頂きました。
見た目(盛り方?)はイマイチですが、どれも味付けがよく、美味しく頂きました
店内は、日本人の団体客で大繁盛でした。たぶん、日食ツアーの人たちだと思います。
昼食後は、禅寺である寒山寺へ。
普明宝塔です。高さ52メートル。唐の楼閣式仏塔を模したものです。
寒山寺について詠んだ有名な漢詩です。私は知りませんでしたが。。。
次は、蘇州から車を1時間ほど走らせ、周荘に向かいました。
水郷古鎮入り口付近です。
日本で言うと、福岡県の柳川みたいな感じでしょうか。
水路と石橋からなる周荘には、いくつもの古橋がかけられています。
路地には、こうしたお店が並んでいます。道幅は物凄く狭いですが風情があります。
せっかくなので周荘遊覧船に乗ってみました。船頭さんはほとんどが女性で、船をこぎながら歌を唄ってくれます。言葉はわかりませんが、やさしい歌声を聴きながら景色を楽しむことができました。
この時期は気温も湿度もとても高い為、汗をかきながらの観光ではありましたが、蘇州・周荘まで足を伸ばしてとても良かったです。都市では感じることができない、中国の伝統的な生活様式に触れることができました。
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